こんにちは、催眠クリエイター田村です。
今回は、日本催眠術倶楽部での内的対話力養成講座を受講した方のフィードバックをもとに、催眠術やカウンセリング技術についての考察をしてみたいと思います。まずは、この方の感想をそのままご紹介します。
フィードバック
「セラピー、カウンセリングのための講座でしたが、非言語催眠の基礎練習にもなり、またセラピストにもなりたくて受講しました。五感と臨場感について、臨場感の上げ方、悩みの原因について、気の流し方について、カウンセリングの練習と、上条先生らしく盛りだくさんで中身の濃い講座でした。確かに非言語催眠のレベルも上がりましたし、色々伝授もしていただき感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございます。」
このフィードバックにある通り、内的対話力養成講座では、セラピーやカウンセリングに必要な基礎技術を学ぶことができ、その中で非言語催眠(言葉を使わずに相手に働きかける催眠術)のスキルも自然と身につくように構成されています。非言語催眠は、言葉のやり取りがない分、より深いレベルでのコミュニケーションが必要です。そのため、五感を駆使して相手との「臨場感」を高める技術が非常に重要になります。
この講座では、「臨場感を上げる」というポイントにフォーカスしていることがわかりますが、これはセラピストとしてもカウンセラーとしても大切なスキルです。クライアントがその瞬間にどのように感じ、どのように反応しているかを、五感を通じて理解し、その上で適切に対応することが求められるのです。
また、フィードバックの中で触れられている「気の流し方」についても、非常に興味深い部分です。催眠術の世界では、エネルギーや気の流れが重視されることが多く、特に非言語催眠のように言葉を使わない技術では、この「気の流れ」を感じ取り、コントロールすることが重要です。このような技術を学ぶことで、セラピストやカウンセラーとしてのスキルをより高めることができるでしょう。
さて、次にカウンセリングの重要性について考えてみましょう。フィードバックの最後の部分で、「カウンセリング系の技術を学ぶと良い」と言及されています。これは、セラピストやカウンセラーにとって、クライアントのニーズを的確に把握することが最も重要だからです。クライアントが何を求めているのかをしっかりと理解し、そのニーズに応えることで、初めてセラピーやカウンセリングが効果を発揮します。
相手のニーズを正確に把握できない場合、方向性を誤ってしまう可能性があり、結果としてクライアントに十分な効果を与えることができません。そのため、相手とのコミュニケーション能力を高めることは、セラピストにとって必須のスキルです。
さらに、フィードバックの中で「言語・非言語催眠セラピスト養成講座」についても触れられています。この講座は、セラピストとして必要なスキルを網羅したものだとされています。言葉を使った催眠術(言語催眠)と、言葉を使わない催眠術(非言語催眠)の両方を学ぶことで、クライアントのニーズに柔軟に対応できるセラピストになることができるでしょう。
言葉によるコミュニケーションと非言語的なコミュニケーションの両方を使いこなすことで、より深いレベルでクライアントと繋がり、相手が持つ問題の根本原因にアプローチすることが可能です。これは、セラピストとしての成功の鍵とも言えるでしょう。
また、この講座では毎月練習会も行われているとのことです。定期的に技術を磨き、実践する場があることは、スキルを維持し、さらに向上させるために非常に重要です。セラピストとして活動するためには、常に自分の技術を振り返り、磨き続ける姿勢が求められます。
最後に、セラピストとしての成長について考えてみましょう。催眠術やカウンセリング技術を学ぶことは、単なる知識の習得にとどまりません。これは、自分自身を深く理解し、他者とより良い関係を築くためのスキルを養うプロセスでもあります。セラピストとして成長するためには、まずは自分自身の内面と向き合い、自分がどのような人間であるかを理解することが不可欠です。
例えば、「自分にとって一番幸せなのは、どんなときだろう?」といった質問を自分自身に問いかけることで、自分の価値観や願望を明確にし、セラピストとしての方向性を定めることができるでしょう。
以上、催眠クリエイター田村でした。セラピストやカウンセラーを目指す方々が、このフィードバックを参考にして、より良い自己成長と技術の向上を目指していただければ幸いです。今回の記事では、非言語催眠やカウンセリング技術の重要性について触れましたが、これらの技術は、相手との信頼関係を築き、より深いレベルでのコミュニケーションを可能にするための強力なツールです。今後も引き続き、学びと実践を続けていきましょう。
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